アルファベットとしての発音
Oは、ouと発音します。
単語としての発音のoを発音し、次ぎに、単語としてのuの発音をします。
単語としてのoは、「お」の形に口を大きく開き、丸い口をつくり、舌はあまり浮かせずにはっきりと「オ」と発音します。
そして、単語のuの音である、口をすぼめて付きだし、舌をわずかに浮かせて「ウ」と言います。
単語としての発音
単語としてのoの発音は主に5つあります
[o]
onlyやoverといった単語を発音するときのoは、口を大きく開き、丸い口をつくり、舌はあまり浮かせずにはっきりと「オ」と発音します。カタカナの「オ」とほぼ同じ発音です。若干、舌が浮いている方が英語に近い発音になります。
[ɔ]
officeやcoffeeといった単語のoの発音の時には、大きく口は開きません。
軽く口を開いて、舌はリラックスした状態で収まったままにします。
その状態で、喉の奥から「オ」の音を出します。
[a]
単語のaの発音をするものもあります。oddやoccupyなどです。
あの口をして、舌を下の歯の上にのせ、喉のおくから「ア」と言います。
[ə]
口を小さめの「あ」の形に開き、舌先は下の歯の裏側にくっつき、少し沈んだ状態にします
ウやアの混じった音がします。
offenceやobtainなどの単語の発音方法です。
[ʌ]
口は自然に小さく開き、舌はリラックスしてふんわりと下あごの上に置き、喉の奥を開いて「ア」の音を出します。喉の奥を閉めた状態から、空気を押し出して開くことで、短い「ア」の音が出ます。
ovenやloveなどの単語の発音方法です。
5種類のoの発音方法
only の o [o]
- 口を大きく開き、丸く大きい口をつくり、上あごと舌の付け根を開いて、喉の奥を開け、はっきりとオと言います
coffee の o [ɔ]
- 軽く口を開き、舌は軽く浮かせてリラックスした状態で、オと言います
odd の o [a]
- 口を「お」の形に開きます
- 舌先を下の歯の上にのせ、少し浮かせます
- 舌が上がり、喉の奥が少し詰まった状態のまま、息を吐いて音を出します
アとオの中間の音がします
occur の o [ə]
- 口を小さめの「あ」の形に開きます
- 舌先は下の歯の裏側にくっつき、少し沈んだ状態にします
- 喉の奥から短めに音を出します
oven の o [ʌ]
- くちをぽかり、とリラックスした状態で開き、舌の位置は自然に収まるように下あごに収めます。そのまま、喉の奥を開いて「ア」と発音します。
上あごと、舌の付け根を動かすことで、喉の奥を、閉じたり開いたりする英語の発音の仕方に慣れましょう。
aか anか 冠詞の用法
母音のoは、数を表す冠詞はanを使用します。
どの発音の方法も、母音の発音になるので、anを使用します。
an owe
an offer
an objection
an object
an oven
oから始まる、または途中にoを含む単語は、発音の種類が多様です。
口の開け方や、舌の位置、喉からの音の出し方などを何度も練習して覚え、発音記号を軽く見るだけで口の形が作れるように練習しましょう。