形容詞[Adjectives]1

形容詞 使い方 順番 文法
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Adjectives[形容詞]の使い方

 

形容詞は、美しい、高い、すばらしいなど、物事を表現する言葉です。

 

形容詞は、連続で使用する場合がよくあります。

 

「〝大きくて古い〟時計」という場合には、〝大きい〟と〝古い〟という二つの形容詞が出てきます。

 

日本語の場合には、古くて大きい、でも、大きくて古いでも、順番は気になりませんが、英語の表現の場合には、一定の順番があります。

 

大きさ→古さ→色→場所→何でできているか+名詞の順番に用います。

 

一文だけ覚えておけば、順番はすぐに分かります。

 

A  big  old brown  African  wooden  watch.

 

 

文中の形容詞の置き場所

 

形容詞は名詞を修飾しますが、名詞の直前に置かれる場合と、動詞の直後に置かれる場合があります。

 

名詞の直前

A beautiful flower.   きれいな花

 

動詞の直後

This flower is beautiful.  この花は、きれいだ。

花=美しいが成立しています。

 

動詞の後に置かれる場合については、補語Cと学習した方も多いと思います。

 

名詞の後に形容詞がくる場合

 

He is painting the wall yellow.    彼は壁を黄色に塗っている。

 

この場合、壁=黄色が成り立っています。

 

例文で分かる通り、形容詞には、名詞の後に置かれるケースもあります。

 

名詞=形容詞が成り立つ場合には、後ろから形容詞で名詞を修飾できます

 

形容詞の位置による意味の違い

 

形容詞の位置によって、意味が違うことがあるので、注意が必要です。

 

All the people present.       居合わせた全てのひと

これは、All the people who were present. と、書き換えられます。

 

Present members         現会員

 

こうした一般的ではない使用法については、その都度覚えていくことが重要です。

 

形容詞の変化について

 

普通の形容詞は、動詞や名詞のように変形することはないので、覚えたままの形を名詞の前に置く、または動詞の後に置きます。

 

「とてもきれいな花」の、とても、のように、形容詞を強調する副詞(Adverb)を使用する場合は、形容詞の前に「とても」を意味するveryやreallyを置きます。

 

A very beautiful flower.

This flower is very beautiful.

 

動詞の後に置く形容詞の使用法

 

通常、動詞を修飾するのは副詞(Adverb)です。

 

形容詞が動詞の直後に置かれる場合は、状態を表す動詞や、匂い、見た目を表す動詞に限られています。

appear,  become,  feel,  get,  go,  keep,  turn,  look,  smell,  sound  tasteなどです。

 

 

注意! 名詞が省かれたまま形容詞が使用される例

 

The rich.

The good and the bad.

The Scottish.

 

これらは、どれもpeopleが省略されています。

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