ライティングの後に確認したい3つのこと
- 主語と動詞を見て、時制と三人称単数の-sを確認。 時制について
- 冠詞の確認。a, an, the が抜けていないか。複数形の-sは付いているか。 数の表現について
- スペルミスはないか。
主語
動詞
数の表現
I do not think that too much water is wasted in Japan, and I will give two reasons to support this opinion.
To begin with, people these days care more about protecting the environment than they used to. Many of them have learned that it is important not to waste water.
In addition, today’s technology helps to save water. For example, some modern buildings collect rainwater to use for various things, such as watering flowers and plants.
For these two reasons, I do not think too much water is wasted in Japan.
※無冠詞のwaterに注意。aや複数形の-sは必要ありませんが、後ろに来る動詞は、不可算名詞の場合は単数です。全てisになっています。
※時制の確認についてですが、一つの文の中で、そうであることが自然である場合を除き、現在形の時は現在、未来形の時は未来、過去形の時は過去で統一して書きます。意図せずに、時制かあちこちに飛んでいないことが大切です。
I do not think, water is, people care, it is, technology helps, buildings collect については、全て現在形で、一般的な事柄を述べています。
I willについては、これから述べようとしているので、こうした書き方をしています。
They used toについては、過去形にしてあります。昔はそうだったけれど、今はそうではないという話をしているので、時制がここでは過去になっています。
Many of them have learnedについては、現在完了なので、過去から、今の時点でも続いていることを表現しています。
ライティングの心得
試験におけるライティングは、時間との勝負です。
課題を読んだ時点で、賛成・反対、自分はどんな意見を書くかを決め、本文に書く理由を二つか三つメモします。そうして構造ができたら、書き始めます。
単語の繰り返しを避けながら、一度書いたら見直しを行い、時制や冠詞、単数複数とスペルのチェックを行います。
ライティングの場合、スペルミスや時制の間違い、表現の重複などで減点されてしまうと、どれだけオリジナリティのある難しい表現を含んだものを書いても、評価が低くなります。
慣れないうちは、全ての表現や文を暗記したまま使用する方が安全です。
日本語でも、慣れるまでは全ての表現はコピーであったはずです。
自然に使えるようになってはじめて、自分で表現を磨くようになっていったと思います。
まずは、使える表現をできるだけ正確に覚えるようにしましょう。